■春先に多い女性の自律神経失調症、不安神経症、睡眠障害、東洋医学なら「全部同じ原因」。
春到来に伴い東洋医学では肝(かん)の時期に入ります。
五行説では春は肝(かん)、胆(たん)、風(ふう)、怒(ど)、涙(るい)、木(もく)、筋爪(きんそう)などと同じ分類をされます。
特に婦人科にあたるものはほぼ肝(かん)に属しているため、春になり気圧が変化し、風が吹くと体内で内動が起こります。
これが肝風内動(かんふうないどう)であり、自律神経の異常が起こりやすくなります。
特に春先は天気が急転しやすいのでイライラしたり、眠りが悪くなったりします。
女性にとっては大変な時期なのです。
■春先は女性の場合、こんな感覚にいち早く気付くと処置が楽です。
・瞼(まぶた)の筋肉が意識していないのにピクピク動く。
これが来ていたら「肝(かん)に来ている!」と判断出来ます。
■この時期使う漢方薬
一番良く使う薬で肝(かん)の調整に優れています。
子供の疳の虫に使ったりします。
ストレスなどで肝脾不和になる人に。
漢方薬は適切な使い方をするのがベストです。
必ず相談の上服用してください。
■キュアグリーン薬局
漢方薬剤師・阿部暢春
■後日談
輝風音
「先生今回も素晴らしい原稿を本当に有難う御座いました。
スミマセン今回は随分と受け取りに上がるのが遅くなってしまいました」
阿部先生
「あぁいえいえ、こちらこそ、実は輝風音先生の所に寄稿させて頂いているこの漢方薬コラムから、最近多くの患者様のご相談を受けていまして、占い師さんのホームページ見て来ましたと言うお声を伺う事が多いのです。
私もより多くの方に本物の東洋医学をとの思いで書かせて頂いておりますので、こうしてWEB媒体で書かせて頂いている事こそ有り難い事です」
輝風音
「そう仰有って頂けると凄く嬉しいです。
お互いに、より本物を相談者様にご案内していきたいですので、どうかこれからもよろしくお願いします」
阿部先生
「こちらこそ、どうかこれからもよろしくお願いします」
輝風音
「ところで阿部先生、私もそうですが、春先は確かに私達占い師の元を訪ねられる女性が多く、私も女性ですので春先はどうにも体調と言いますか、神経的な所が不安定になりやすいですよね。
今回の記事に付随して、折角自律神経などに関するコラムを書いていただいていますので、合わせてもっと書けたらと思ったのですが、いかがでしょう?」
阿部先生
「分かりました。これは語ると凄く長くなってしまうので、実は今回の記事はあえてその辺を全部バッサリ割愛してしまったのです(笑)
本当は、春先に精神が不安定になりやすい女性にこそ、漢方薬による治療は最適なのですが、語ると凄い長くなってしまいまして、どうしようと悩んだ末に、バッサリ切ってしまいました(笑)」
陽水丸
「大丈夫ですよ、今回はリアルタイムタイピング出来る私がおりますので、ぜひよろしくお願い致します」
阿部先生
「分かりました。頼もしいです。
まず、春先の女性特有の自律神経の乱れ、もちろん男性にも起こりうるのですが、男性と女性では全くメカニズムが違うのです。
陽水丸先生や私のような男性の場合、まず子供を生める体ではないので、自律神経の乱れが出てしまう場合、殆どは社会的なストレスで肝臓が冷えきってしまったことや、そうしたストレスから過食気味になってしまったりして、肝臓に油がついてしまった事による肝(かん)の乱れが自律神経を不安定にさせてしまっています。
ですので、軽症であれば社会的な仕事上などでのストレスをまずは緩和して上げると、漢方薬は必要なく済んでしまったりします。
実際にはストレスは継続しているものが多いですので、当漢方薬局にいらっしゃるような男性の場合、殆どはもう大分症状が悪化してご来院される事も多いです。
特に最近は新型コロナウイルス対策などで会社から重圧を受けているような男性の場合、自律神経の乱れと共に、頭頂部から結構禿げてしまう方も多いのですが、これも実は全部肝(かん)の乱れから来ているのです」
陽水丸
「??!!ハゲが!!!漢方薬で治るんですか??!!!」
阿部先生
「ちょっっ陽水丸先生落ち着いてください(笑)
実は頭頂部から禿げてしまう方の場合、実は肝(かん)を補ってあげると男性のハゲを抑止する事が出来ます。
・・・見た所、陽水丸先生はまだフサフサですが、ちょっと抜け毛が気になるような場合、それはストレスから肝(かん)が冷えてきている証拠になります。
実は私の家系は全員ハゲていまして、私はハゲは肝(かん)から来ていると東洋医学で学びましたので、私自身は必死に漢方薬で肝(かん)を補う実証をしました。
他の家系の人達は、必死に色々な最新の西洋医学系毛髪対策薬を使っていました」
陽水丸
「東洋医学vsそれ以外のハゲ防止対決ですね・・・」
阿部先生
「はい、私だけが髪の毛をフサフサに残して、家系の全ての男性はトゥルットゥルにハゲ上がりました(笑)」
陽水丸
「おぉぉぉぉ!!!素晴らしいです!!」
阿部先生
「そうなのです、本物はそう言う事です。根本が分かっているので、対策すれば良いだけなのです。
陽水丸先生も凄まじいストレス社会に生きていると思いますが、今の所見た感じがハゲているように見えないのは、肝(かん)の他に腎(じん)を補う漢方薬を毎回処方している関係もあるのです」
陽水丸
「なるほど!阿部先生有難うございます!」
阿部先生
「いえいえ(笑)さて、お話を戻しましょう(汗)
ちょっと私も漢方薬でのフサフサ理論にここまで興味を示して下さる方がいらしたので、思わず盛り上がってしまいました(汗)
男性の場合はこのようにして、自律神経の乱れと言っても意外と単純な構造に出来ています(笑)
問題なのは、女性の場合なのです。
女性の場合、体の構造が元々お子さんを育てるためのスペースが体内に設けられています。
これは東洋医学的には空洞に近いような扱いをしていまして、冬場というのはそこをギュッと閉めて体温を保温しているのです。
ですが、春先は急に暖かくなりますので、そこを解放して放熱してあげていると考えられています。
そうしますと、急に体内に空洞が出来ますので、中がカラカラと音を立てるような状態になるのです。
そうして体内がカラカラと音を立てているような状態では、中々ドッシリと安定出来ません。
これが、東洋医学的に言う自律神経失調症のメカニズムなのです。
体内がカラカラと音を立てているので、感情も安定しません。
さっき怒りに燃えていたかと思えば、次の瞬間には泣いていたり、そうかと思えば鬱々としてしまっていたりと、感情がそのカラカラした状態に合わせてコロコロ変わってくるのです。
ご本人は好きでそうしている訳ではなく、それが女性特有の肉体の構造から来るものだと言う事を認めてあげないといけません。
また、周りの方々も、東洋医学が頭に入っていれば、そうした事で起こっているのだと理解を示せます。
そうした時にこそ、人間的なトラブルになってしまう前に、ぜひ漢方薬治療を選択して頂けたらと思っています。
東洋医学は、その根本を知っていますし、解決方法を知っています。
また、人間的なトラブルになってしまっていたとしたら、私は自信を持って風水鳥の帆船様をお勧めさせて頂きたいと思います。
東洋医学と東洋占星術の両者を持って、患者様の最適な解決が導き出されると思っています」
輝風音
「有難うございます。私達もまだまだ道半ばですが、阿部先生がそこまでプッシュして下さっているのも合わせて、これからも頑張りたいと思います。
とても勉強になりました。
春先は精神科の患者さんもとても多いと言いますが、それも実は肝(かん)の乱れから来ているものだったりするのかもしれませんよね」
阿部先生
「いやぁ・・・これは医学的にはタブーになってしまっているのですが、実は殆どがそれなのですよ(汗)
しかも、精神科の薬は殆どが肝臓に凄まじいダメージを加えますので、投与すれば投与するほど、その時は良くなったように見えても、完治からは遠のいていくのです。
肝(かん)が乱れて感情が不安定になったり睡眠が不安定になっていますのに、その肝(かん)にダメージを加えている現状はメチャクチャだなと言わざるを得ません。
良くあるニュースですが、精神病院から退院してきたら、怒りの感情が抑えられなくなって人を大量に殺してしまうニュースとかありますよね?
あれも実は精神病院で散々肝(かん)にダメージの加わる薬を投与されて、場合によっては拘束とかの手段も使われて、何とか抑えられていたものが、家に帰るとそれもままなりませんので、肝(かん)が一気に乱れて感情の抑制が出来なくなって、大量殺人に走ってしまったりするのです。
最初から弄るべきは脳じゃなかったのです。
肝(かん)の乱れを抑えてあげるだけで良かったのです。
汚いお話ですが、精神科の薬を投与され続けると、便が漏れやすくなる方がいます。
これは肛門の周りというのも実は肝(かん)の経絡ですので、その肝(かん)に精神科の薬でダメージが加わって、バカになってしまっているので閉められなくなっているのです。
で、最終的には投与されればされるほど、便漏れがひどくなります。
最初から漢方薬を使っていれば、そんな事にはならなかったのです。
私は東洋医学で患者様を見せて頂いている者として、どうか感情が乱れるような事があれば、東洋医学を選択肢に入れて頂きたいと思っています」
輝風音
「それ凄い暴露ですよね・・・とても勉強になりました。今回も本当に有難う御座いました」
阿部先生
「いえいえ、こちらこそ色々といつも載せて頂けて、本当に嬉しいです。有難うございます」