7月 暑気と漢方

■7月 暑気と漢方

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■土用とは?

暑い時期になると土用のうなぎの話題になります。

そもそも、土用とは何なのか?

東洋医学では陰陽五行説があり、

春は肝
夏は心
秋は肺
冬は腎

であり土用は脾が弱る時期を表していますので、特にうなぎを食べなければいけないというわけではありません。


■東洋医学から見た「夏の過ごし方」

夏場は水分補給をしなければならないのですが、水分の取り過ぎは脾気虚(胃弱)になり身体がだるくなり食欲も落ちます。

生姜や葱白(長ネギの根本)を上手く食事に取り入れてみてください。


■夏に使う漢方薬

この時期に使う薬は

夏風邪や水分の取り過ぎを解消します。

胃もたれ、胃の重みに良い。

夏場のだるさ、汗の出すぎ、口渇などに使用します。

漢方薬は身体の状態に合わせていくものです。
ずっと服用するものではなく状態によって変えていくものです。


■キュアグリーン薬局
漢方薬剤師・阿部暢春
posted by 輝風音&陽水丸★きふね&ひみまる★ at 21:14漢方薬コラム
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