生活が落ち着いてきて起こるのが5月病です。
気分が乗らない、やる気が起きない、面倒くさいなどからゴールデンウィーク後学校や職場に行きたくないなどが起こります。
■東洋医学から見た「5月病」
東洋医学では、肝は自律神経を司る臓腑であり、血を蔵するとも考えられています。
また、血には魂があり、これが肝に入ってこないことにより正常な判断が効かなくなると言われています。
子の時期は変化が激しい時期なのでその変化に合わせていくことが肝心です。
■この時期によく使う薬
液剤であり、直ぐに血を増やしてくれる薬です。
気の流れを調和してくれる薬です。
イライラ感が止まらず、動悸が伴うときに使います。
いずれも様子を観察しながら使う薬です、よく相談して1~2週間ぐらいで様子を見ることをお勧めします。
漢方薬剤師・阿部暢春