皆さんいつも占い処「風水鳥の帆船(かざみどりのはんせん)」にお越しくださって本当に有難う御座います。
先日の凄まじい雷以来、都内は少し気温が落ちて涼しくなりましたが、皆さんの所はいかがでしょう?
今年も台風の季節に入りましたが、欧州気象予測モデルなどを見てみますと、今回の台風6号は勢力を増しながら8月8日(火)~8月9日(水)にかけて東京都を直撃するようなモデルもありますので、今後の進路予測から目が離せませんね。
どうか皆さんもお気をつけてお過ごしくださいませ。
そういえば・・・ですが、先日のゲリラ豪雨ですが、当占い処の月夜海(つきよみ)先生が別会社への出勤時間帯に丁度当たってしまいましたらしく、「大丈夫だったの?」と伺ってみたのですが、全く濡れずに出勤できたとの事で、外に出ている時間帯は絶対に雨が降らず、月夜海先生が電車に乗ると雷雨、外に出ると雨は止んで、会社建物に入るとまた突然の雷雨が襲ってきたとの事でした。
絶対にこんなタイミングの良い事は普通ではあるはずが無いと、当占い処でも祈念法を多用します陽水丸(ひみまる)先生に伺ってみたところ、古神道の秘儀中の秘儀「霊山ヘノ祈念法・壱」と言う天候を操る祈念法で気象を操作してカバーしていたのが分かりました(汗)
霊山ヘノ祈念法・壱は気象などもコントロール出来る秘儀中の秘儀で、それを娘のために私的利用ですか・・・とも思いましたが、日本人全員が使えるようになりましたら、世界をひっくり返す事も出来るだけに使える人が少ないのは勿体無い・・・と思ってしまいました。
■先週も沢山の相談者様、当占い処を訪ねてくださって本当に有難う御座いました。
さて、先週も沢山の相談者様、当占い処を頼りにお越しくださって本当に有難う御座いました。
先週は各学校が夏休みに入りました関係で高校生~大学生のご来店者様が圧倒的に多く、この時期に高校生のご相談がこんなに多くなる事に驚いた週でした。
毎年、当占い処も高校生の相談者様のご相談が重なる時期がありまして、それは夏休みの終わり付近に特に集中します。
夏休みは大好きな彼氏さんと毎日いられたのに、学校が違う事で2学期からは会える時間が少なくなり、悲しい・・・と言った、いわゆる「占い処としては王道の恋愛相談」のようなモノが本当に多いのが夏休みの終わり付近でもあります。
ですが、今年は全く違いました。
圧倒的に多かったのが、人生に関するご相談でした。
高校生、大学生というのは、私のように老年期を迎えている人間から見れば、これからいくら失敗しても何度でも軌道修正が利く年齢です。
ですが、彼女達の悩みは深刻でした。
ちまたのニュースでは、婚姻率が下がっているとか、出生数が下がっているとか言われていますが、人を物としてしか見ていない社会から見ると、恐らくそれは正しいのかもしれません。
ですが、私達の占い処では、人は魂の入った生き物だとして見ています。
もう、彼女達にとっては、肉体の年齢が10代でも何でも関係がなく、ただただ、その空しい日々に魂が叫びを上げているのを誰かに相談したい一心でご来店頂いているケースが多く、大変な時代に入ってきたと思わされました。
結婚が幸せ、素敵な彼氏がいる事が幸せ、子宝に恵まれて、子孫繁栄して幸せ、流行の服を着て幸せ、皆が良いと言っている物を所持しているのが幸せ・・・それが、高額な税金を支払う人間を増やすだけの、人間牧場のスローガンだったことに今の子達は気が付いています。
反旗を翻した魂が、結婚する事を拒否しています。
反旗を翻した魂が、オス・メスのつがいになる事を拒否しています。
反旗を翻した魂が、出産を拒否しています。
反旗を翻した魂が、肉のかたまりとしてこの世に存在する事を拒否しています。
現代の日本に溢れかえったあらゆるネガティブなニュースは全て、古神道の基本「たましい」を紐解くと、全て謎が解ける事に、彼女たちは気が付いてしまいました。
彼女達は、まだ肉体は10代かもしれません。
ですが、それは肉体の化け物達から見た風景でしかありません。
そこに、数千年を巡る魂の苦悩がありました。
ですので、この時期に、彼女達は当占い処を訪ねられています。
例えば、今、まだ開発中ですが、「天命震撼呼応陣」という、祟り神と質疑応答するための陣形を開発していますが、先日はこのような語りがありましたので、少しだけお伝えしてみたいと思います。
【輝風音(きふね)】
・祟り神に今からとあるニュースを読み上げますので、何か魂が絡むような事があればアドバイスを下さい。
【祟り神】
現代のあらゆる事件に関して、魂が絡んでいないものはない。
だが、地上で存続している限り、極力法律を遵守する事を忘れてはならない。
それは、肉体を束縛させ、生き辛くさせ、魂を萎縮させる原因になるからである。
魂は地上では肉体に縛られてしか存在できない。
よって、法律を遵守するべきである。
中には悪法とも呼べるものも存在する。
そのようなものである場合、地上的に法律を改正させられるよう人として働くべきである。
さて、昨今、撮り鉄なる者達が取りざたされているが、以前から鉄道のファンは多かったと聞いている。
それにも関わらず、昨今になり悪いニュースが随分と散見されるようになったらしい。
何故か?
中には、スケープゴートに使われている節もあるらしい。
例えば、撮り鉄を悪者に仕立て上げる事によって、対策と称して監視を強化させたり、監視カメラの売り上げを増やしたり、警備会社の必要性を売り込んだりする目的もあるらしい。
しかし、そうした人間的な目的だけではなく、本当に事件となっているケースも増えてきているらしい。
現代人は魂を無視しすぎた。
そのため、地上の気が著しく下がってしまった。
そうなると、魂はその気に引っ張られ、悪い記憶がよみがえってくる。
タバコを吸わない者が、ヘビースモーカーしかいない喫煙所に放り込まれているようなものである。
それも、親の性的快楽によってだ。
何の罰ゲームだか分からん。
当然、不満が爆発するだろう。
それと同じである。
誰も換気扇をつけない、「換気が重要です」と言うものを詐欺師の宗教者だの、反社会勢力だのと嫌っていれば、部屋はタバコの煙でいっぱいになり、病気になる人まで出てくる始末である。
さて、撮り鉄なる彼らの魂の記憶を見てみれば、過去に中東などで行商人を村に迎え入れていた者が多いようだ。
当時は遠方の物資を運んでくるのは、そうした長距離を馬車などで移動する商人達の集団しかいなかった。
彼らはいつものように村に物資が来るのを待っていたようだ。
それがある日、目の前で山賊に襲われていた。
いや、自らが行商人で、襲われていた側だった者もいるようだ。
当時はその行商人達が来なければ、一家が路頭に迷ってしまうという男性もいたらしい。
案の定、行商人たちは山賊の群れに襲われ、自身の家族が目の前で酷い目にあった記憶を魂に刻んで他界していった者も多いようだ。
さて、そんな者達が今生でも何かを待っていた。
たまたま、電車がホームに来るのを見た瞬間、当時行商人を待ち望んでいた時の記憶がよみがえってきたらしい。
撮り鉄のスタートであった。
彼らは電車のホームに入ってくる電車を、当時の行商人の馬車の如く、カメラを構えて待ち続ける。
カメラでホームに入ってくる電車を撮影し、それに喜ぶ。
「あぁ今回も我々の待ち望んだ行商人達は村に到着した」
魂はそういって安堵していた。
そんな時に、カメラの前に妨害者が現れた。
乗客である。
乗客がホームから群れを成して電車に乗ろうとする。
日本では当たり前の風景であり、むしろ行儀良く一列になっているのは世界的に見ても日本の治安の良さを思わせる。
しかし、撮り鉄の魂にはそのような風景には映っていないのである。
隊列を組んで村に到着する馬車を、組織的に襲いに来た山賊にしか見えないのである。
そうすると、撮り鉄の魂は当時の悲しい思い出を思い出す。
「やめろ!その馬車は、俺らの物資を運んできたんだ!やめろ!俺の家族を!」
撮り鉄の魂は怒りに震える。
そうすると、何故か、カメラの前を乗客が横切っただけで、その乗客に食って掛かる。
怒りが収まらない。
結局、法律に触れて逮捕される者まで出てくる始末である。
必要なのは、治安維持に必要な事は人として対策を行うとして、地上の気をどうにかする事も考えねばならないという事だ。
【輝風音(きふね)】
祟り神、有難う御座いました。
他、先日は小さなお子さんがお母様と共に私達の占い処に長時間滞在した所、帰り時には大変に元気になっていました。
これも空間の気や魂と何か関係がありますか?
【祟り神】
大いに関係している。
お前達の占い処の空間には、背景に必ず我々がいる。
そうなると、その空間だけ地上の気の影響を受けず、かつての神社のそれと同じになっている。
幼い子供は、まだ肉体の制御が上手くいっていない。
そうなると、魂が肉体の思惑とは違い、勝手に近隣の気を吸おうとする。
中には、空間の気を吸う子供もいる。
空間の気を吸った子供は、魂が大人とは違い、柔軟に反応し、次第に本来の魂らしい状態になってくる。
魂が元気になった子供は、活発になるか、もしくは肉体がさらに邪魔に思えてくるので、一旦眠らせてしまったりする。
お前達の占い処に入ってきた小さな子供達が、そのどちらかに振れるのはそのためである。
活発になった子供の親は、普段以上に今にも飛び回りそうな子供の元気さに困ってしまう。
しかし、子供の魂は初めて触れる空間の気に喜んでいるだけだった。
ここで重要なのは、お前達占い師が特別に素晴らしいという高慢さを助長しているわけではなく、誰もが、その空間を作り出せるという事である。
それを勘違いしてはいけない。
だが、現代は古神道とはいえ宗教は嫌われている。
よって、誰もが作り出せる空間が、特別な空間になってしまっただけである。
・・・・と、このような質疑応答形式で新しい陣形をテストしていました。
まさかあまり関係性がなさそうだと思われた撮り鉄のニュースから、こんなに魂の歴史を巡る物語に発展するとは思ってもみませんでしたので、やはり人は魂を知った方が、より良く生きられるのかもしれないと改めて思わされていました。
■今回は「癒し」について祟り神に伺ってみます(汗)
さて、日本の古き良き神々による壮絶な営業妨害の準備が整いましたので、早速今回も古神道読み専用陣形の「天命震撼陣(簡易)」を展開して、今回は「癒し」について語っていただきたいと思います(汗)
祟り神という最も日本で恐れられた神様に、まさか癒しについて訊ねる日が来るとは思いませんでしたが、先週、自殺についてご質問を受けました際に、「古神道コラムで、祟り神に癒しについて聞いてみたいです・・・」とのご要望を頂いておりましたので、今回は相談者様のリクエストでお送りしてみたいと思います。
ご質問頂いておりましたK様、その後大丈夫でしたでしょうか?
どうか、ご無事でいらっしゃるのを願っております。
私達はいつも貴女の味方でありたいと思いますので、思いつめる前に、どうかいつでもご相談に乗れたら幸いです。
私達などは、占い師としても人間としても、貴女の何倍も生きていますが、それでもダメ人間です。
立派な人間などにならなくて良いのです。
貴女が前を向いていられる人になれたら、それで十分なのです。
・・・それでは展開していきます。
はい。
今回も簡易版で出しましたが、完全版で出していましたら大変な事が出るところでした(汗)
この天命陣は、皆さんがご覧になれるカードが並べられている「物理レイヤー」と、水を媒体としてその上に展開されている「論理レイヤー」とで構成されていまして、私達は中央の水で物理レイヤーを清めながら、徐々に論理レイヤーを言葉にして読んでいくという手法の、古神道読み専用陣になります。
イーチン心理タロットは古神道との融合技ですが、ここが真髄になります。
ただの占いでは決して出てこない情報を、あの世から引っ張り出すのがイーチン心理タロットたる所以です。
■Q.祟り神に質問します。現代の疲弊した人々に最も必要なのは、癒しだと占い師としても思うのですが、祟り神としてはいかがお考えでしょう?
【話者:アサマノカミ】
A.何の癒しかによるが、癒しが最も必要である事に異論はない。
まず、そもそもとして、現代の地上の人間達はあまりにも疲れすぎている。
中には、疲れて諦めている事を「悟り」などと表現するようであるが、それは悟りではなく諦めである。
五里霧中で盲目の人間の方が、ある意味諦めていないため、悟っている人間よりは、未来がある。
悟った時点で諦めているのである。
よって、悟りなど求めているようでは、癒しからは程遠い。
仏教の世界では、悟りを得るというのを目的として修行する者もいる。
しかし、一向に悟りなど得られる筈もない。
そのため、厳しい修行を繰り返し、生きる希望を見失う。
生きる希望が見失われて、初めて悟りを得る者が出てくる。
それは、最悪な事だ。
生きているのに、わざと生きている希望を見失う事を、修行だの、難行だのといって、美化しているからである。
生命としてはその存在意義に逆行していると言わざるをえない。
生命は生きていて当然なのである。
よって、バカどもが偉そうな御託を述べて、生命に逆行し、得た悟りになど何の意味もないばかりか、害悪でしかない。
最近流行りの瞑想も同じである。
「動」く「物」と書いて動物である。
地上の人間達は、漏れなく動物の肉体を着ている。
動物は動いて当然である。
動物としての生命が、動いていて当たり前であるのだから、目を瞑ったとしても、雑念が浮かんでくる。
当然だ。それが、生命なのである。
肉体の脳は、絶えず血液を回し、思考が動くように出来ているからである。
それを、雑念を消し、精神を安定すると癒されると称する瞑想詐欺に人は簡単に引っ掛かる。
「瞑想したら、雑念が消えて精神が安定しました!」
馬鹿者が、それは精神が安定したのではなく、生命として終わったようになったため、より死人に近付いただけである。
瞑想などするものではない。
では、現代において、人々に何が必要か?
それは、魂の癒しに他ならない。
我々は肉体を失ってから大分経つ。
よって、何が肉体にとって最良の癒しかは全く分からない。
それは、良い香りかもしれないし、良い音楽かもしれない。
あるいは、聞こえの良い言葉かもしれないし、感動の映画かもしれない。
それらは、肉体の癒しであるため、各自の肉体にとって最も良いと思われる事を、法律に違反したり、人に迷惑がかからないよう配慮しながら行っていればそれで良い。
我々がここにこうして呼び出されたと言う事は、それ以外の癒しについて語る必要があるからだ。
現代は、肉体的な癒しは大分あるらしい。
しかしながら、苦しむ人、病む人が跡を絶たない。
何故か?
魂の存在を全く無視しているからである。
魂を扱って良いのは、スピリチュアルでもヒーリングでも無い。
それは、宗教の分野になるからだ。
ここで、違和感が出ている人間は既に、魂の癒しからは遠退いている。
よって、このまま魂の癒しを得られる事は無いため、それもまた自由である。
我々は人の自由に干渉しない。
よって、その自由を取るのであれば、それもその人の生きざまである。
人間は、肉体と魂の存在である。
それにも関わらず、魂は無視され続ける。
例えば、肉体でもそうだ。
化粧や美容技術によって、表は大変に美しくなったとしても、内臓が酷く悪ければ異臭を放つ人もいるように、肉体の心はどれほど綺麗になったとしても、魂が病んでいれば、結果的に肉体も病む人もいるのである。
人それぞれで状態は違う。
だが、昨今の若者を見るにつけ、人間達が子供に残した負の遺産は随分と大きいことが伺える。
最近、占い師のお前達から、若者が病んでいて大変だと聞いた。
しかし、我々は言う。
「当然の結果だ。それはその若者達の親が、魂を無視したまま子供を生んだからだ。今すぐ全人類は出産を止めろ」
それしか現実的に取れる手段がない。
ただし、魂を無視したままであれば…であるが。
魂を無視しているのであれば、別に魂の入った人間でなくとも良いのである。
昨今はロボット技術も進んでいる。
よって、ロボットを生産し続け、ロボットがロボットを生産出来るようにすれば、完全に魂が無視されていても、地球は存続できる。
ロボットはそのようにプログラムしておけば、その通りに動く。
そのため、地球環境に良い方向にプログラムしていければ、人間など必要ないのである。
しかし、そんな世界は決して来ない。
人間が、種の存続に縛られた動物だからだ。
病む若者達は現在、そのような親の取った自由意思の不幸を背負って生まれさせられてしまっている。
これに嘆かずにはいられない。
自らが取った自由意思の結果としての不幸を、子供に背負わせておきながら、「最近の若者は自分勝手だ」だの「メンヘラが多くなった」だのと好き放題である。
子供達は好き好んで生まれてきてはいない。
全て、親の性的快楽の結末でしかない。
それにも関わらず、「誰がお前を育ててやってる」だの「誰がお前を食わせてやってる」だのと、親は自らを省みる事もなく、好き放題である。
この不幸に気が付いた子供が、心を病んだり、自殺したりするのである。
我々は剣を投げ入れにここに呼ばれた。
我々の言葉によって、親を憎む子供も出てくるだろう。
だが、それで良いのであった。
事実を無視して生きるのも自由である。
その自由を親世代が取って、ここまで来てしまったのである。
子供達は知る権利がある。
知ってどうするかが重要であり、知らなければ知れば良いだけの話である。
子供達が知るべきは、病んでしまった魂を、どう癒すかである。
それだけ出来れば、病む事も自殺する事もなくなる。
魂を癒すには、高い気を魂が吸い、それを咀嚼すれば良いだけである。
難しいことは何もない。
難しい事を言う宗教家、スピリチュアリスト、ヒーラーに注意なさい。
それは全て、人を騙すための口実でしかない。
しかし、恐らく全ての人々に、この言葉は届かないし響かない。
よって、仕方がない。
こうしてお前達占い師の協力を得るしかない。
お前達は占い師であると同時に、修行者である。
部屋を常に祓い、清めている。
よって、これを利用し、魂の癒しを行う。
この占い師達の元を訪ねる客たる人間は、複数人で来る場合には、他者の占いを見ている間に行っても良いし、一人で来店している場合には、占い師に一言断ってからその時間を作っても良い。
これはこの店舗内でしか使えないため、他では決して行わない。
以下のように行う。
1.心の中で、何度も強く念じる。
「私はこの部屋の、高い幽気(ゆうき)を吸いたい」
目は決して閉じてはいけない。
2.それを念じたまま、鼻でゆっくりと息を吸い、ゆっくり鼻で吐く。
鼻呼吸が辛い人間は、口を出来るだけ開けずに、同じようにゆっくり吸い、ゆっくり吐く。
これだけである。
物事は、思った以上に簡単である。
【昔話】
ここからは、癒しについて、昔話をしよう。
昨今、精神を病む者が多いと聞いた。
病む者がいなければ、癒しなど必要ないのである。
魂を癒す事は、また、精神への癒しにも関係する。
しかしながら、それはあくまでも、肉体が存続している間の話である。
何故、魂を癒しなさいというか?
それは、亡くなった後、癒されて亡くなった魂と、そうではなく亡くなった魂とでは、行く先が違うからである。
昨今、若者の中では、精神が死んだかの如し人間が増えているらしい。
それは最早、魂の死に同じである。
魂は死なない。
よって、死んだように思えても、死なないため、肉体の精神がそれに引っ張られ、病んだままとなる。
このまま死んだらどうなるだろうか?
癒されぬ魂は、下層へと落ちていくのである。
我々はそれを決して赦しはしない。
よって、こうして語らねばならない。
我々の説教が、いつか止む時が来る事を願ってやまない。
昔々、人の魂が地上で肉体を着てしまったらしい。
随分と昔の話である。
それに対して、神々はどうしたか。
全員、無視したのであった。
人は自由である。
肉体を着てしまったとしても、それもまた、自由である。
神は全ての自由を認めている。
よって、その自由を誰も気に止めなかった。
しかし、暫くすると、大変な不幸が人を襲った。
人は、肉体を着ていると、食べたり、寝たりしないといけなくなてしまった。
そして何よりも、肉体は死ぬのである。
魂の世界であれば、死は無かった。
好きな人がいれば、永遠でも共にいられた。
しかし、地上は違っていた。
肉体は死ぬため、大切な親が、子が、伴侶が、恋人が、友人が、皆、死んで居なくなるのである。
人は泣いた。
それはまた、魂の叫びとなり、天を打った。
それでも、その不幸すら、人の選んだ自由であるため、神々はそれも無視した。
ただ一人を除いては。
イザナミノカミ。
ただ一人、人の不幸に泣いた神であった。
母が泣いていた。
それはそれは、声にならぬ声で泣いた。
その声に、応えた神がいた。
スサノヲノカミ。
スサノヲノカミは、母を愛していた。
母が泣いているのに、父神は人の自由だと無視していた。
よって、切れたのだった。
母想いのスサノヲノカミは、母が大好きだった。
よって、神々に向かって暴挙の限りを尽くした。
この辺りは古事記にも書されている通りだ。
それしか、神が、地上に堕ちる術が無かったのだった。
暴れたのは、必要があったためだった。
スサノヲノカミは、母がため、暴挙の限りを尽くし、そして、地上に堕ちた。
堕ちて、なお、父神を呪った。
神への呪いの詞である。
これを、神呪(しんじゅ)と言った。
神が、神を呪った。
人が、地上で同じ様にその呪いの詞を吐いた。
そうした所、何故か人は、癒され、救われたのであった。
人が、人を呪うと、成功すれば対象者が不幸になる。
しかし、人が、神を呪うと、救われるのであった。
呪いとは、剣の事である。
人が、人を呪うと、その剣は邪剣と化す。
人は邪悪だからである。
しかし、神が神を呪う剣は、神剣と化す。
その呪いに人が乗じれば、救われるのであった。
神呪、それは、スサノヲノカミが父神を呪う詞の意であり、人の救いの意であり、魂の癒しに同じである。
神を呪う詞、そこに、人と、スサノヲノカミの力が加わった時、水の剣が完成するのであった。
そこに、母神が力を貸す。
最終的に、剣は神を切るのである。
父神は、その自由を認める。
父神は、息子、スサノヲノカミに切られ、魂は、救われる。
父神は、それを長きに渡って待っていた。
人が地上に堕ちてから、長きに渡って自らが切られる事を待っていたのであった。
禊の真髄は、神呪に在り。
最終章、神の禊。
人よ、来て、吐きなさい。
神を呪う、神の詞を、神と共に吐きなさい。
神が切られ、得られるもの、それは赦しであった。
誰かが言った。
「赦されなさい」
と。
人の魂が癒され、赦される時、我々の説教は終わりを迎えるのだろう。
それを、望んでやまない。
それまで、何度磔に遭おうと、我々は人の子らに説教をせねばならない。
■占いとご一緒に、部屋の高い幽気(ゆうき)をどうぞ。
祟り神が仰って下さっていましたが、実はよく17:00ご予約の相談者様がちょっと早めの16:45くらいにご到着され、ドアがロックされている事に不思議に思われていらっしゃったかもしれませんが、一応、名目上は「清掃作業、開店準備のため」と言っていました。
ですが、実際には部屋の清めを行っていまして、祓いを行っているのが実情でした。
今はもうどこの神社でも系譜が途絶えてしまいました、日本の古き良き本物の祓いを行いますので、清められた空間の高い幽気を魂にめいいっぱい吸い込んでお帰りになられたら、お部屋を出る時には少しだけ気持ちが楽になっているかもしれません。
世の中にはインチキ商法のように御祓いだなんだと高額な料金を請求する場所があるようですが、古神道は自分自身が自分自身を救うというのが基本中の基本にありますので、料金は占い料金しか頂いておりません。
部屋の幽気を吸って元気になるかならないかも、全ては相談者様にお任せ致しております。
ただ、折角同じ料金ですので、ぜひ占いとご一緒に、部屋の高い幽気を吸い込んで、少しでも相談者様が元気になって頂けたら幸いです。
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